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今年1年を振り返って

子供達はとっくに独立して、家族2人&愛犬マリ~共々無事に大晦日を迎える事が
出来ました。来年もつつがなく過ごせます事を祈念しております。


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# by maryroserose | 2016-12-31 15:45

武田家の歴史~武田信玄・諏訪御寮人・勝頼・信勝

先日”高島礼子の歴史番組”で諏訪大社を訪れ、この神社の大祝(おおほうり)を務めた諏訪氏に付いて解説していました。
この地に夏の間滞在する様になって,もはや15年が過ぎようとしています。諏訪御寮人の像が建てられている諏訪湖へ何度も訪れました。又茅野市には信玄の隠し湯などあり信玄ゆかりの地です
勿論諏訪大社4社も、高遠城址公園、高島城も桜の頃に2~3度訪れ、この地は私にとって、懐かしい処です。
それで、武田信玄が亡くなった後、勝頼が後継者になった時代を番組で紹介した内容を中心にまとめてみました。
長篠の戦:領土拡大を目指して2大勢力:織田&徳川勢と戦う。武田勢は惨敗し勢力は衰える。
岩殿城で再興を図ろうと韮崎の新府城を出発し、途中大善寺で戦勝を祈願して一夜を明かす。しかし武田の家臣は夜中に離散し、岩殿城主小田山信繁の裏切りに合い
勝頼と家臣は自決し500年続いた甲斐源氏もここに滅亡する。
国宝薬師堂
その一部始終を目撃した理慶尼が記した理慶尼記は武田滅亡記とも云われ、この大善寺に大切に保管されている。本堂の中に薬師三尊像を安置していますので、薬師堂と呼ばれています。
山梨県勝沼は蓼科からも近いので来年の夏にぜひ行きたいと思います。大善寺は宿泊も出来て、お料理も充実しています。(ネットで調べました)楽しみです016.gif

地元諏訪にも墓所と言われている場所があります。

岡谷市の小坂観音院には諏訪御料人の供養塔があります。供養塔であって墓ではないのですが、すっかり墓所だと思われています

井上靖の『風林火山』で由布姫(諏訪御料人)は信玄の側室となって勝頼を生み、その後、この観音院で暮らしたが、病のため25歳でこの世を去ったとされております

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# by maryroserose | 2016-12-27 12:59

夏目漱石・虞美人草

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この本を読んで久し振りに感動しました。
まず虞美人草ってどんな花か気になり調べました
実在したか確かではありませんが、
古代中国の伝説上の王朝、虞(ぐ)の虞美人が自決
した時の血がこの花になったという伝説があります。
虞美人草がどんなタイミングで登場するのか期待していたところ最終章のクライマックスで登場しました。
その感動的な描写の一部分を引用します。

逆さに立てたのは二枚折の銀屛風である。一面に冴え返る月の色の方六尺の中に、会釈もなく緑青を
使って、なよやかなる茎を乱るるばかりに描いた。
不規則にギザギザを畳む鋸葉を描いた。
緑青の尽きる茎の頭には薄い花びらを手のひら程の大きさに描いた。
茎を弾けばひらひらと落つるばかりに軽く描いた。
吉野紙を縮まして、幾重の襞を絞りに畳込んだ様に描いた。
色は赤に描いた。紫に描いた。
全てが銀(しろがね)の中から生える。銀の中に生える。銀の中に咲く。
落つるも銀の中と思わせる程に描いた。
花は虞美人草である
落款は抱一である

この文章が印象的でまだ感動の余韻が残っています。






# by maryroserose | 2016-12-12 15:54 | 読書

日々の暮らしぶりを書き留めます


by maryroserose