第8章 パクス ・ロマーナへの道

尊称授与
事実上ローマの支配者になった時オクタヴィアヌスはすでに30歳を過ぎていました。内戦終了後のBC27年元老院の議会でおどろくべき宣言をします。事実上絶対権力者としてローマ政界を支配していたオクタヴィアヌスが「共和制への完全復帰宣言」をします。偉大なる偽善者、オクタビアヌスにはローマを共和制に戻すことも、元老院に権力を返すつもりもなかったのです。とはいえ、内に秘めた帝政への決意を元老院にかぎつかれたら彼は義父カエサルと同じ運命をたどることになる。
オクタビアヌスの思いもかけないプレゼントに元老院議員はアウグストウスという称号を与える。アウグストゥスとは「聖なる」といった意味の言葉であり、ただの尊称です
皇帝の誕生
アウグストゥスは護民官特権の保持者であり、元老院の「第1人者」であり、「アウグストゥス」という尊称を授与された男であり、しかもローマの軍事力を一手に握っているのです。
護民官の特権を得たことでアウグストゥスは自らの権力基盤を確実なものにしました。すなわち、
初代皇帝がここに誕生します
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オクタヴィアヌス
後の初代皇帝となるオクタヴィアヌスは父を早く亡くし、その後、母は再婚。ローマでは再婚先に子供を連れて行かない習慣であったので、彼は祖母ユリアの元で育てられる。ユリアはカエサルの妹であり、カエサルの私邸に暮らしていたので、オクタヴィアヌスはカエサル家の一員として成長した。若きオクタヴィアヌスにとってカエサルは正に憧れの人であった。
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by maryroserose | 2016-03-27 11:09 | 読書

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