塩野七生 ローマ学 第8章~

第8章 「パクスロマーナ」への道
ユリウス・カエサルが描いた「パクス(=平和)ロマーナ」の夢を受け継いだのは
わずか18歳のオクタヴィアヌスでした。
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ローマの使命
そもそも共和制が生まれたのはローマを一人の王の独占物にするのではなく、公共のものにするためでした。ところがその共和制が公共の利益を損なうものになってしまった。元老院議員達は自分たちの権威と伝統を守ることは熱心でも、ローマの平民たちの「公益」については無関心になっていました。
カエサルは広大なローマ領の中に暮らす人々全体の公益を最大限にするのがローマの使命だと考えていた
しかし、このカエサルの真意を完璧に理解していた男がオクタヴィアヌス、
後の初代ローマ皇帝アウグストゥスだったのです。
「アウグストウス」の深慮遠謀
カエサルの副官であったアントニウス、そしてその妻にしてエジプトの女王クレオパトラとの戦いに終止符を打ち、事実上の支配者になった時オクタヴアヌスは30歳を超えていました
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by maryroserose | 2016-03-26 11:49 | 読書

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