塩野七生 ローマ学 第6章

第6章
およそ1世紀にも渡るポエニ戦役の激闘をへて、ついにローマは”地中海の覇者”となる、が・・・
ギリシャ・マケドニア・トルコ・アルメニア・シリア・エジプト等気づいて見れば
地中海はローマ人にとっての「我らが海」となった。
ポエニ戦争が終わってみれば、前にもまして元老院の権威が強固になった。
元老院の権力集中はポエニ戦争が終わっても続くことになる。
「元老院階級」と呼ぶべきエリート集団が出来てしまいローマは「覇権国家」という自己の現実に対応出来ないままおよそ1世紀半に渡る長いトンネルに突入する。
グラックス兄弟~~~「内乱時代」の始まり
裕福な家庭に生まれたグラックス兄弟の改革に元老院議員が反対、このBC133年の事件は以後、一世紀に渡って続く「ローマの内乱」の幕開けとなる。
スッラは「共和制浄化」の改革を行い、わずか2年で独裁官から退く。その改革は彼の死後忽ち崩壊する
それは軍事改革をしたにも拘らずポンペウス、カエサルといった人物が自分の率いる軍団の力を背景に
ローマの政治の中心に出て来たことでした
スッラの死後、ローマは出兵に次ぐ出兵を行うことになる。これらはローマの覇権を守る為の戦いでした
この様な戦いでは平時のルールを守ることは出来ません。長い間苦楽を共にすれば、その軍団が指揮官の私兵となっていくのは当然の成り行きです。
かくして、再びローマの元老院体制は崩壊するのです。
そこで登場するのがカエサルでした。
カエサルによってついに共和制は幕を閉じることになるのです

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by maryroserose | 2016-03-22 12:02 | 読書

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