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海北友松展:京都国立博物館

先日海北友松展へ行って来ました。50分待ちでウンザリ!でも友松の大回顧展を鑑賞出来、充実感で満たされました。
友松は近江浅井の重臣海北綱親の子として生まれるが3歳の時父が戦で亡くなり
喝食(有髪の小童)として東福寺へ入る。
その後主家浅井家、兄弟達も信長に滅ぼされた
ここで友松は還俗して狩野派の門を叩く。友松41歳の頃です。
58歳の時、狩野永徳が急死し友松は狩野派を離れ、その後独自の画風を突き進んで行った。
67歳で建仁寺障壁画52面を水墨画で描く。友松は茶人として名高い細川幽斎と親交を結び、
歌人である八条の宮智仁親王とも交流しました。その後友松は八条の宮親王家に出入りする様になり、宮好みの雅な品の良い大和絵の技法で描いています。1533~1615没



建仁寺:雲竜図
 
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妙心寺花卉図屏風(かきず)
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月下渓流図屏風:国宝:米国アトキンズ美術館の所蔵になって以来60年ぶりの里帰り:最晩年の作品で友松の最高傑作
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干網図屏風:八条の宮智仁親王の注文による作品
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by maryroserose | 2017-05-20 16:42 | お出かけ

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